削除した前置き編集版‥‥渡辺文重の「週刊○○レビュー」第41回

私は津田大介氏の有料メルマガで月1連載を持っています。コーナー名は「週刊○○レビュー」。月1なのに週刊とは……。「月刊ブシロードTV」が毎週放送されているのと同じようなものと考えてください。

前回、5月26日に配信された「vol.347」(5月3日配信号!?)では、私から3つのアイデアを提案。「御朱印」「ショートアニメ」「スマホアプリ」から津田氏が選んだのは「スマホアプリ」でした。というわけで、次回(6月7日配信号!?)の津田メルマガには、私が「スマホアプリ」について書いた原稿が掲載されるはずです。

さて津田マガの原稿ですが、いつも前置きが長くなる傾向があります。そのため原稿を書き終え、読み直した時に、全体のバランスを整えるため、前置きはバッサリとカットしてしまうことが結構あります。ただ、カットするのはもったいないので、今回はカットした部分を編集して、ここに掲載します。

本文に興味があったら、津田メルマガを購読してください。

http://tsuda.ru/category/tsudamag/

■削除した前置き編集版

私は以前パソコンライターをしていたのですが、専門的に扱っていたのがオンラインソフト(死語)でした。フリーソフトとかシェアウェアとか、若い人は何を言っているのか分からないかもしれませんね。簡単に説明すると、スマートフォンなどの携帯端末で利用できるソフトウェアを「アプリ」と定義するならば、オンラインソフトはパソコン用の「アプリ」となるでしょうか。その中で、シェアウェアは有料、フリーソフトは無料と考えれば間違いないはずです。

今回アプリ特集を提案するにあたり、「ゲームやSNS以外」とただし書きをしましたが、その理由は、誰でも簡単に見つけられるからです。いまどきアプリのゲームは、売れなければ即サービス終了となるため、あえて新規開拓はせず、ランキング上位のゲームをプレイする方が“安全”となっています。一方SNSは、自分の知り合いが使っているかどうかが重要です。どんなに高性能なSNSでも、人がいなければ始まらない。最近「mixi」で日記を公開しているのですが、“足あと”が付くのは1カ月に数回だけ。諸行無常を感じます。

それでは、それ以外の面白いアプリは、どのように探せばよいのか。これが難しい。なぜならば、オンラインソフトを探す時に使っていたメソッドが使えないからです。オンラインソフトを探す時、私は「窓の杜」や「Vectorベクター)」を使っていたのですが、それに該当するサービスが存在しない。「App Store」とか「Google Play」が「窓の杜」や「Vector」の代わりなのでしょうが、そう言い切ってしまうには違和感がある。しかし、この違和感の説明が難しい。

App Store」や「Google Play」では、人気のあるゲーム、優れたユーティリティー、話題のツールが簡単に見つかる一方で、オンラインソフトに求められていた“サムシング”を見つけることが難しい気がします。いや、これは単なる回顧主義かもしれませんね。私がオンラインソフトで補ってきた機能は、いまや全てOSに標準搭載されており、使い勝手も悪くないですからね。

ただ「面白いアプリがなくなった」ということはありません。むしろ「ほかの人に役立つか分からないけど、自分には便利」というアプリは増えてきたという印象があります。というわけで今回は、私が日々を暮らす中で役立っているアプリを紹介したいと思います。

コカ・コーラを1日で3リットル飲んでみた!(めちゃくちゃ体調悪いです)

5月下旬、日中の気温が30度を超えたタイミングのことです。気が付くとコカ・コーラを1日で3リットルほど飲んでいました。それ以降、体調が悪いので調べてみたら「ペットボトル症候群」という病気があるみたいですね。名前からは、どんな病気か想像しにくいのですが、いわゆる「糖尿病」です。

https://dm-net.co.jp/calendar/2007/005660.php

自分は医者でもなんでもないので、病気について記す立場にないのですが、軽く1日3リットルの内訳を記してみようと思います。

まず朝、晩酌代わりに購入したコカ・コーラの残り、500mL缶2本を空けます。私は夜、500mL缶3本を買い、そのうち2本を深夜アニメ鑑賞がてら飲み干すわけですが、前日の夜は1本しか飲まなかったんですね。すると2本余るじゃないですか。そうすると自動的に、朝は2本飲むことになるのです。

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コカ・コーラは店によって値段が異なるのですが、500mL缶を3本買うよりも、1.5Lのペットボトルを買う方が、金額的にお得となっています。しかし、同じ1.5Lならば、断然500mL缶3本の方が良い。理由は、ペットボトルだと徐々に炭酸が抜け、最後の方は喉越しやキレを感じられなくなるのです。1.5Lのペットボトルを買っても、本当においしいのは最初の500mLだけ。その点、500mL缶は、1缶丸ごとキレがあるので、コカ・コーラをたしなむならば、500mL缶に限る!となるのです。

本来なら朝食後、医者から処方されている血糖やらを下げる薬を飲むはずだったのですが……。コカ・コーラ以外、何も採らなかったこともあり、薬を飲むタイミングを逸してしまい、そのまま外出してしまいます。年を取ると、薬の飲み忘れ、増えるんですよね。

さて外回りをしていると、当然、のどが渇きます。そうなればコカ・コーラです。最近「Coke ON」というアプリを使ったスタンプ集めが、楽しみの1つとなっています。1週間に目標歩数を達成するとスタンプがもらえるなど、非常に健康的な趣味なのです。

https://c.cocacola.co.jp/app/

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外は暑く、汗をかくので水分補給が必要……という感じで、500mLのペットボトルを3回購入して、全て飲み干します。この辺りで体調が悪いという自覚はあったのですが、暑さのせいだと思っていたわけです。

そして帰宅。いつものように近くのハナマサで500mL缶3本を購入したわけですが、1本目を飲んだところで、さらに体調が悪くなるのを感じます。ここで1日を振り返ってみると、これでコカ・コーラは3L目。さすがに飲みすぎたと思ったわけですが、あとの祭り。それ以降、体調の悪い日々を過ごしている次第です。

というわけで、6月から禁コカ・コーラを始めました。ゼロとプラス、ゼロカフェインは例外としますが……。ゼロカフェインは味がいまいちなんですよね。ゼロやプラスも微妙で、それならばハナマサで安く売っているキリン メッツ コーラでいいかなと。

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あと外出先でペットボトルを買わなくていいように、水筒に水を入れて持ち歩くようにしています。

劇場アニメ「薄暮」パトロン様向け試写会に出席してみた!

5月25日(土)にユナイテッド・シネマ アクアシティお台場で行われた、劇場アニメ「薄暮パトロン様向け試写会 東京公演(2回目)に出席しました。「薄暮」はクラウドファンディングによりアニメ制作費を募っており、私は試写会参加権付きのプラン(1万円)に出資していました。

山本寛オリジナル作品「薄暮」アニメ制作プロジェクト
https://camp-fire.jp/projects/view/11715

2018年公開予定でしたが、公開時期は遅れ、つい先日、2019年6月21日に全国映画館で上映されることが発表されたばかり。まあ、いつかは完成すると思っていましたが、公開予定までたどり着けたことは、何よりもめでたいことです。

https://www.hakubo-movie.jp/

実を言うと、試写会の日程とか、いろいろ言いたいことはあるのですが……。取りあえず、私は参加できたので、そのことは置いておきましょう。大事なのは、作品のクオリティーです。

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山本寛オリジナル作品「薄暮」の感想は?

事前のメールにも、そして上映前には山本寛監督からも説明がありましたが、私が参加した試写会の時点では“未完成”でした。ひと口に未完成と言っても、全く手を付けていない状態から完成直前まで、その範囲は広いため、詳しく説明します。

まずフル尺(約50分)の映像にはなっていました。そして声優による演技や音楽といったサウンドについては、今後編集や修正される可能性はあるにせよ、完成していたと言って問題ないクオリティーでした。問題は“絵”です。

1回見ただけなので正確な割合は分かりませんが、7割ぐらいのシーンで、キャラクターは動いていたと思います。逆に言うと、3割ぐらいは原画、あるいは絵コンテがそのままスクリーンに映し出されているという感じです。空や音楽室の外の絵を映したまま動かないシーンもあったのですが、本当は動画が入る予定だったのか、最初からプランされた演出だったのか、そこは不明です。

キャラクターが動いている、つまりアニメーションしているシーンでも、きちんと着色(処理)されているのは半分ぐらいだったと思います。正直、ここまでならば「そういう作品」と受け止めることも可能です。ちょっと甘い気もしますが、監督が「前衛的な表現」と強弁すれば、納得しても良いかなというレベルではありました。もちろん、今回は監督も「未完成」と認めていますし、そしてやはり致命的なのが“絵”の問題です。

ネタバレになるので、あまり詳しいことは書けませんが、この作品ではスケッチブックに描かれた絵が、ものすごく重要な役割を果たします。しかしスケッチブックに、絵がはめ込まれていない。さすがに「あえて白紙」という演出ではないと思うので、そこがすごく残念でした。そこできちんと絵を見せられたら、絶対泣けるような良いシーンだったんですよね。

こうした事情で「薄暮」について総合的な感想を述べるのは難しいのですが、それでも「これは完成すれば佳作になる」という手ごたえみたいなものは感じました。

まず、桜田ひよりさんと加藤清史郎さんの演技が、みずみずしくて好印象を受けました。声はしっかりと演技しているので、これに絵が乗れば良いシーンになると、容易に想像できます。また、音楽も雰囲気が出ていたと思います。音楽に見合うだけの風景が描かれれば、きっと良いシーンになるでしょう。あとは物語も良かったと思います。ネタバレにならない程度にぼかしますが、“初恋”って、ものすごく重たいものなのですが、物語の流れや登場人物のセリフから、表現できていたように思えます。

未完成のフィルムを見られたことは貴重な経験なので、個人的には今回の試写会は満足だったのですが……。何はともあれ、公開までのスケジュールも迫っており、心身ともに大変でしょうが、山本寛監督ほかスタッフの方々には、完成に向けて頑張っていただきたいと思います。

始発待ちアンダーグラウンド1stワンマンライブ「夜の終わりに」へ行ってみた!

5月21日(火)、東京・渋谷WWWで開催された4人組女性ライブアイドル、始発待ちアンダーグラウンドの1stワンマンライブ「夜の終わりに」へ行ってきました。

482mug.com

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ライブアイドルにとってワンマンライブは晴れ舞台です。ライブアイドルに詳しくない人はご存じないと思いますが、数グループが出演するイベントに参加して、コツコツとファンや知名度を獲得し、ある程度の実力が付いた段階で、やっと開催できるのがワンマンライブなのです。(もちろん例外もあります)

そういうわけで、無名な頃から応援してきた人からすれば、1つの目標に到達した瞬間ですから、感激もひとしおのはずですが……。私は今回がライブ初参加。始発待ちアンダーグラウンドを応援している、あかねがくぼさん(@akaneg)から「チケット無料であげるから来てほしい」と誘われ、「それならば」とホイホイやってきたくちです。

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1stワンマンライブなどという華々しい舞台に、私などが参加して良いのかとも思いましたが、1人でも観客が多い方が良いのでしょう。結構動員が厳しいみたいな話を聞いてましたから。

■始発待ちアンダーグラウンド、その魅力は?

華々しい1stワンマンライブと書きましたが、入り口には「ツキノ・チハル様 卒業おめでとう」と書かれたフラワースタンドが飾られていました。そう、今回はメンバーの卒業公演でもあるのです。「1stワンマン」「メンバー卒業」と来れば、熱心なファンの盛り上がりは相当なものでしょう。そう判断して後方(上段)から眺めることにしまた。

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開演30分前の段階で周りを見回すと、ざっと数えただけで200人以上は確実にいます。「100に行けば……」みたいな話を聞いていたのは、なんだったのでしょうか。あと、上段は女性客が多かったことが印象に残っています。メンバーの知り合いなのかもしれませんね。

19時開場で20時に開演。しかし、開演時間よりも5分早い19時55分に照明が落ちます。そして映し出されたのは、始発待ちアンダーグラウンド結成からの道のりを紹介する記録映像でした。ざっと要約すると2017年にオーディションが行われ、8月には初のイベントを開催。ライブや楽曲のリリースを経て、ついに1stワンマンライブ開催。その一方で、ツキノ・チハルさんが卒業を決意するといった内容でした。こういう映像が流れると、物語を共有できるので大変ありがたいですね。

映像が終わると、ライブがスタートします。正直、音楽のことはサッパリ分からないので素人意見ですが、全員黒い衣装を着用。いわゆるロックテイストという感じで、ロックっぽい曲が多かったように思います。全体的な雰囲気は、コンセプト通りの「始発待ち」という印象を受けました。

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以前掲載した記事で「終電を逃したことがない」みたいなことを書いたのですが……。

ch.nicovideo.jp

それは「始発待ちをしたことがない」とは同義ではありません。自分は電車に乗って家に帰れる場合でも、終電を逃した友人と始発まで夜を過ごすことはあるのです。

「始発待ち」は言い換えると「祭りのあと」なんですよね。すごい楽しいイベント(祭り)があって、打ち上げとか二次会とかで、その余韻を楽しんでいたら、いつの間にか終電を逃していた。おじさんなんかは疲れているので、祭りのあとに帰宅すれば、そのまま寝てしまうだけなんですが、うっかり家に帰れなければ、熟睡することはできない。かといって1人で起きているのは寂しいから、深夜カラオケで気を紛らわせるけど、午前3時とか4時になると、早く始発の時間にならないかな~とか思ってしまう。

自宅のような「100パーセントの安全地帯」ではない場所で夜を過ごす。楽しかったり、寂しかったり、そういう複雑な感情の機微がパフォーマンスから伝わってくるのを感じました。そしてツキノ・チハルさんも、送り出すメンバーも、卒業を「始発が来た」と表現して、別れを惜しみます。「始発待ち」という心地よいまどろみは、まさに彼女たちを表現するのにぴったりな形容でした。

■特典会にも参加したよ!

アイドルのパフォーマンスとか、そういう難しいことはさておき、おじさんでも楽しめるのが特典会(チェキ会)です。招待してもらった分はチェキで還元しようと思ったのですが、囲みチェキ(メンバー全員と撮影)券は4000円で、ツーショットチェキ券は1000円(サインあり)とリーズナブル。

最低でも2回は回りたかったのですが、この1週間ほど体調を崩しており、早めに帰りたかったので、ステージを見ていて一番かわいかったムラタ・ヒナギクさんとだけチェキを撮ることにしました。ムラタ・ヒナギクさんは具体的には、声がかわいい。本人は「そんなこと言われたことない」と言っていましたが、声優ファンである私が言うのだから間違いないと思います。

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藤田晋×中川淳一郎×嶋浩一郎「『オレらの誇りの同級生』と語るインターネットとサイバーエージェント」を観覧してみた!

5月20日(月)、東京下北沢・本屋B&Bで開催されたトークイベント、「『オレらの誇りの同級生』と語るインターネットとサイバーエージェント」を観覧してきました。来年セミリタイアすることを発表している、中川淳一郎氏の“セミリタイアファイナルカウントダウンイベント”の第2弾で、中川氏がゲストと話をするという内容です。この日の登壇者は中川氏と、司会の嶋浩一郎氏、そしてゲストの藤田晋氏でした。

http://bookandbeer.com/event/20190520/

藤田氏は、中川氏にとって主要な取引先・株式会社サイバーエージェント代表取締役社長です。2001年からサイバーエージェントの仕事していた中川氏が、同社で行ってきた仕事を紹介するコーナーがあったのですが、これはサイバーエージェントの歴史を振り返ることと、ほぼ同義と言える内容でした。

観客にはメディア関係者も多かったため、いずれ大手Webメディアでも掲載されるでしょうから、細かい内容は省略します。

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私はもともと藤田氏に親近感を持っていました。私と大成功を収めている藤田氏を比較するなど、おこがましいですが……。中川氏は私と同じ1973年生まれなのですが、藤田も同じく1973年生まれ。現在サイバーエージェントといえばFC町田ゼルビアですが、以前は、私の応援する東京ヴェルディをサポートしていて、元ブラジル代表FWワシントンを連れてきてくれたり、その年にJ2へ降格したり……。そのほか、2000年代前半は、私もパソコンライターとして生計を立てていたため、アメーバブログなどのサービスはひと通り利用していました。

これらが親近感を覚える理由かなと考えていたのですが、それだけではないことに気付きました。“外”から変に評論家を気取らず、プレイヤーとして現場に立つ、責任感みたいなものでしょうか。今回のイベントで実際に話を聞いてみて、そうした印象を受けました。

最後質問コーナーがあったので、挙手して藤田氏に質問をしてみました。

「AbemaTVはMリーグやアニメなど、面白い番組を配信しているので、いち視聴者として応援したいのですが、何ができるでしょうか?」

AbemaTVといえば赤字のニュースばかりが注目されますが、いち視聴者からすると、面白いと思える番組が多い。サイゲームスであれば「グランブルーファンタジー」とかで課金すれば応援できると分かるのですが、AbemaTVでは、具体的にどうすれば良いのかという趣旨です。

この質問、良いことを言っているように思えますが、捉えようによっては「赤字解消の方法を考えているのか?」ということですからね。ただ、藤田氏はポジティブに捉えてくれて、「Abemaプレミアム(月額960円)入会」「投げ銭機能(応援する)の利用」、そして「競輪チャンネルでのウィンチケットの購入(投票)」を挙げます。競輪チャンネルについては「けっこう遅い時間までやっていて面白いんだよね」と熱く語っていました。

「拡散に協力してほしい」とか、ぼんやりした回答だけだったら残念だなと思っていたのですが、そうした思惑を超え、自社サービスについて語ったことは、いち視聴者としてうれしいと感じました。ほら、世の中には、自社サービス(製品、出版物含む)のこと、何も分かっていない社長って多いじゃないですか。藤田氏もイベント中「AbemaTVを見ていない人間に、AbemaTVについて、あーだこーだと言われたくない」と強い調子で話していましたが、その背景には「自分もAbemaTVのいち視聴者」という意識があるのだと感じました。

グランブルーファンタジーの武器編成に取り組んでみた!

以前「グランブルーファンタジーを1年間プレイしてみた!」という記事を掲載したのですが、その続きです。

https://ch.nicovideo.jp/sammy-sammy/blomaga/ar1739499

前回の内容を要約すると、「Fate/Grand Order」と違ってキャラクターが容易に集まるので、その育成が楽しいとなります。グラブルはキャラクターを集めて育てるだけなら、とても簡単なんですよね。LV100まで育てるとなれば(単純な比較はできないため、あくまでも私の体感としてですが)、FGOよりも面倒なのは確かですが、LV80までならばLV上限突破の素材も経験値も比較的簡単だと感じています。

とはいえ、グラブルFGOよりも簡単なゲームだとは思いません。その最大の理由が武器編成です。1年ぐらいプレイして、やっと「マグナ編成なるものがあるんだ~」というレベルですからね。ただ、やっと武器編成の面白さが分かってきたので、そのことを書こうと思います。

小野友樹さんが見せるグラーシーザーへの執着

キッカケは2019年4月から始まった情報番組「ぐらぶるTVちゃんねるっ!」です。

ぐらぶるTVちゃんねるっ!
https://s.mxtv.jp/variety/grablue_tv/

この番組の司会・小野友樹さんが何かあるたびにグラシ、グラシと言うので、気になって調べたのです。グラシとはグラーシーザーの略語で、闇属性の槍だということが分かりました。小野友樹さんによれば、同番組司会で師匠の加藤英美里さんから以前「手っ取り早く強くなれる武器」として紹介されたとのこと。そこまで言われると自分も装備してみようと思うわけですが、入手のハードルが高い!

シルバームーン300個(1年以上プレイして所持しているのは115)とか、ゴールドムーン30個(同27)とか、条件を満たせていない。(いやムーンをなんかと交換すれば良いのか?)また「グラーシーザー 抱き枕カバー」(8640円)に付いてくる特典シリアルコードで1本入手できるものの、上限解放を目指すとなると、かなりの出費です。

それにグラーシーザーを組み込む武器編成は、俗に「ハデス編成」と呼ばれるのですが、そもそも召喚石「ハデス」を持っていない。そこで「私にはまだ早い」と思い、いったんグラーシーザーは諦めることにしました。ちなみに、何かのタイミングで強い武器を無料で配ってくれる気前の良さも、グラブルの魅力ですが、残念ながら「5周年記念武器交換」のリストに、グラーシーザーは入っていませんでした。

■ハデス編成は無理なので、闇のマグナ編成を組むことに

グラーシーザーの持つスキルは、「闇属性キャラの攻撃力上昇(大)」と「闇属性キャラのHPが少ないほど攻撃力が上昇(中)」です。HPが少ないほど攻撃力が増す「背水」が特徴となります。将来的にグラーシーザーを入手するとして、この路線を突き進めば良いのではないか。この時初めて、武器編成で“道筋”が見えたのでした。いろいろ調べた結果、ハデス編成に至る前段階として「闇のマグナ編成」の構築を目指すことにします。

まずは「セレストクロー・マグナ」集めです。特に意識をしていなかったのですが、入手は簡単そうなので「結構持っているだろう」と思っていたのですが、リストを調べたところ、1つしか持っていませんでした。武器レベルもスキルレベルも100の「セレストザグナル・マグナ」は2本あったのですが、「セレストクロー・マグナ」は1回だけ上限解放したものが1つだけ。そこで各種セレストの攻略(ドロップ狙い)と「武勲」による交換を目指すことになります。

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次に闇天司武器「サイス・オブ・ベリアル」が重要そうなので、この入手も目指します。サイドストーリーのクリアが条件なので、先延ばしにしていた「どうして空は蒼いのか」に取り掛かります。イベント「失楽園」で感じた、主人公チームとサンダルフォンにある微妙な距離感の理由がやっと分かりました。

あとはバハムートウェポンとオメガウェポンです。オメガ武器は、5周年イベントで無料交換した「無垢なる竜の剣(風)」を持っているので、これを生かす方向で考えます。要するに、剣を得意武器とする編成です。闇属性のキャラクターを見てみると、ジャンヌダルク、ヴィーラ、ゾーイの得意武器が剣となっているので、彼女たちをメインメンバーに据えます。このうちジャンヌダルクとヴィーラはヒューマン族なので、バハムート武器はダガーを作ることにします。主人公のジョブは「剣聖」にしました。

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■サポーター召喚石でマグナ編成の強さを実感

いままで「マグナ編成」らしきものは組んでいたのですが、正直、その強さを実感できませんでした。しかし、サポーター召喚石で「セレスト・マグナ」を選んで攻撃した時、その強さを実感します。

闇編成の場合、これまでサポーター召喚石で選んできたのは「バハムート」です。バハムートは闇属性攻撃力を100~150パーセント上昇させる(加護効果)、分かりやすく強い召喚石です。100パーセントとは、つまり2倍ということですから、その効果は劇的です。

一方セレスト・マグナの加護効果は、スキル「黒霧方陣」の効果を50~120パーセントアップさせるものです。取りあえず闇属性攻撃力を向上させるバハムートに比べると、効果が分かりにくいし、実際、それほど効果がないと思っていました。

しかしある時、サポーター召喚石にバハムートがいなかったのでセレスト・マグナを選んだところ、バハムートよりも攻撃力が出ることに気付きます。いままでスキルレベルとか気にしていなかったのですが、スキル「黒霧方陣」のレベルを上げると、こんなに効果があるのかと驚いてしまいました。

グラブルをプレイして1年数カ月。やっとマグナ編成が有効であることに気付いた瞬間でした。効果があると分かれば、やる気も出ます。いや~、グラブルって本当に楽しい!

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■補足というか、雑談

以前、重課金ゲーマーの話をセミナーで聞いたのですが、その中で「重課金者は平等にゲームのことを考えている」という発言が印象に残りました。

https://ch.nicovideo.jp/sammy-sammy/blomaga/ar1751678

ある程度の重課金者になると、自分がゲームの中で優位に立つことよりも、ゲーム自体が発展することを望むようになるというのです。これは自然な考え方で、ゲーム自体が廃れてしまったら、重課金者も居場所を失うわけですからね。というわけで、ゲーム開発・運用において、重課金者から話を聞くことが大切だとなるのですが、これを実践しているのがグラブルFGOだと思っています。

公開されている番組やイベントの中だけでも、ゲームの責任者が重課金者から話を聞く場面、結構ありますよね。重課金者というのは、加藤英美里さんや小野友樹さん、中村悠一さん、FGOだと島﨑信長さんとか……。

中村悠一さんは、グラブルをやり込んでいることで有名な声優で、私なんかとは次元が違うプレイをしていると思っていたのですが、日課として「朝起きたらハードを巡回する」と配信番組で話していました。私は正直、ハードの巡回が面倒だなと思っていたのですが……。中村悠一さんレベルのプレイヤーでもハード巡回をするということは、やはり、自分もきちんと巡回しなければいけないと思ったのでした。

ユニカビジョン連動アプリを使ってみた!+アニクラ「ひよっこくらぶ」に行ってみた!

前回の続きです。

 

 

この日の池袋サンシャインシティ噴水広場は、TRUEさん、SCREEN modeと、ランティスのリリースイベントが続きます。しかし、以前の記事で、この日はアニクラへ行くと記していたので、会場の新宿へ移動します。

 

■ユニカビジョン連動アプリを使ってみた!

アニクラは13時開演だったのですが、その前に見学しておきたい催しがありました。

 

YUNIKA VISION LiSA特集

 

13時からユニカビジョンを使い、LiSAさんのライブBlu-ray「LiVE is Smile Always~ASiA TOUR 2018~[eN]」から映像が放映されるため、見てみようと思ったのです。YUNIKA VISION(ユニカビジョン)とは、新宿東口ヤマダ電機ビル壁面(ペペ前広場向かい)に設定されている大型映像装置のこと。昭和に行われていた「街頭テレビ」の平成版というか、令和版みたいなものですね。

 

映像を見るには、西武新宿駅前ペペ前広場がベストなポジションです。しっかり音も聞こえます。日曜日とはいえ、初日というわけでもないし、晴天の日中ですから、そんなに人はいないだろうと予想していたのですが、それでも映像目当てと思われる人が10人ほどいました。

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ペペ前広場からでも音は聞こえますが、より高音質で楽しみたい人向けには、「VISION α」というスマートフォン用アプリケーションがあります。「VISION α」はユニカビジョンと連動したアプリですが、普段の機能はユニカビジョンの情報をチェックできるだけ。それならユニカビジョンのWebサイトをブックマークしておけば必要ないのですが……。

 

VISION α」はユニカビジョンの前で起動した時に限り、ユニカビジョンで流れている映像の音声をスマートフォンで再生できるようになります。音声データは事前にダウンロードしておけますが、音声データは対応する映像が放映されている時、ユニカビジョンの前でのみ再生可能となっています。

 

今回「VISION α」を起動、ヘッドフォンで音声を聞いてみたのですが、とてもいい感じでした。LiSAさんのライブが素晴らしかったことも大きな要因ですが、街中であるにもかかわらず没入感を覚えました。

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あと「VISION α」からは、放映したコンテンツに関連したプレゼントへの応募も行えます。事前には応募できなかったので、放映中でないと応募できないのかなと思いましたが、一度ユニカビジョン前で同期すれば、その後はいつでも(といっても締め切りは設定されているはず)応募できるようです。

アニクラひよっこくらぶ」に行ってみた!

ユニカビジョンでLiSAさんのライブ映像を楽しんだ後、新宿あるけみすたぁで行われたアニクラひよっこくらぶ vol.1」(2日目)に向かいます。

 

ひよっこくらぶ vol.1

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さっきまでアイカツ!のイベント現場にいたため「アイカツ!楽曲が流れたらうれしいな」などと思っていたのですが、3人目のDJ、紫亜氏が藤堂先輩(ユリカ様)の「永遠の灯」を流します。ナイスな選曲です。

 

ところでアニクラの会場では、声優・アニメ関連のTVシャツを着るようにしているのですが、この日は「ひなビタ」を選択。5月5日(祝・日)に行われた「EDP presents ひなビタ♪ライブ2019」で販売された、「今夜も☆パジャマパーティ! 同級生トリオ」のフルグラフィックTシャツです。声優・アニメ関連のTVシャツを着るメリットは、分かりやすく自分の好きな声優・作品をアピールできることです。実際、今回は「ひなビタ♪」をキッカケに話し掛けてくださった方がいました。

 

少し話はそれるのですが、5月5日のライブでは、アメリカ合衆国からライブに来たという、アジア系の方と話をしました。その方が言うには「アメリカのアニクラで聞いたことが、ひなビタ♪を知るキッカケ」とのこと。ちなみに日本では10連休が話題でしたが、6週間のバケーションで日本やオーストラリアを回るとのことでした。

 

閑話休題。「ひなビタ♪」には「日向美ビタースイーツ♪」と「ここなつ」という2つのグループがあるのですが、アニクラ向きなのは「ここなつ」の方だと言われています。実際、この日も1曲だけ「ひなビタ♪」楽曲が流れました。それはここなつの「ナナイロナイト」、「永遠の灯」の次というタイミングでした。

 

 

自分の好きな曲を流してくれたDJには、「良い選曲でした!」と声を掛けるようにしています。この日、一番良い選曲をしていたのは、DJたっつー氏(6人目)でした。

 

 

最大の評価ポイントはアイカツ!楽曲、ソレイユの「カレンダーガール」と第25代S4の「episode Solo」を選んでいることです。また、以前の記事で「ナナシスをかけるDJはセンスが良い」なんてことを書きましたが、セブンスシスターズの「Sparkle Time!!」や「SEVENTH HAVEN」が選曲されています。

 

ClariSが3曲とか、ナナシスの中でもセブンスシスターズが2曲で、さらにセブンスシスターズのリーダー・七咲ニコルを演じる水瀬いのりさんのソロ楽曲も流すなど、選曲が偏っています。選曲が偏っているということは、フロアにいる人の好き嫌いがハッキリしますから、良かったと思う人が積極的に評価しなければいけません。(次の機会も似たような楽曲を流してほしいですからね)

 

というわけで、DJ終了後に「アイカツ!良かったです!」と声を掛けたのですが、その後、DJたっつー氏の方から話し掛けてきて、「kz Remixのカレンダーガールが素晴らしい」と力説されました。どうやら、Apple Musicでも解禁されたようです。iTunesで購入できるアイカツ!楽曲はTVサイズに限られていたのですが、いまはフルサイズも販売しているみたいです。(いま調べたら、昨年7月ぐらいのニュースでした)

 

実はスマホをアンドロイドにしてから、iTunesとかApple Musicは全くチェックしていなかったのですが、世の中のDJは、やっぱりApple Musicとかで楽曲を探すのでしょうか。だとしたら、フルサイズ解禁をキッカケに、アイカツ!を流すDJが増えるといいですね。

 

18時15分ぐらいにイベント終了。アイカツ!三昧の1日を締めくくるのは「データカードダス アイカツフレンズ!」しかないと思ったのですが、ゲームセンターに入ったら筐体が調整中。疲労感がどっと出たので、そのまま帰宅しました。