始発待ちアンダーグラウンド1stワンマンライブ「夜の終わりに」へ行ってみた!

5月21日(火)、東京・渋谷WWWで開催された4人組女性ライブアイドル、始発待ちアンダーグラウンドの1stワンマンライブ「夜の終わりに」へ行ってきました。

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ライブアイドルにとってワンマンライブは晴れ舞台です。ライブアイドルに詳しくない人はご存じないと思いますが、数グループが出演するイベントに参加して、コツコツとファンや知名度を獲得し、ある程度の実力が付いた段階で、やっと開催できるのがワンマンライブなのです。(もちろん例外もあります)

そういうわけで、無名な頃から応援してきた人からすれば、1つの目標に到達した瞬間ですから、感激もひとしおのはずですが……。私は今回がライブ初参加。始発待ちアンダーグラウンドを応援している、あかねがくぼさん(@akaneg)から「チケット無料であげるから来てほしい」と誘われ、「それならば」とホイホイやってきたくちです。

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1stワンマンライブなどという華々しい舞台に、私などが参加して良いのかとも思いましたが、1人でも観客が多い方が良いのでしょう。結構動員が厳しいみたいな話を聞いてましたから。

■始発待ちアンダーグラウンド、その魅力は?

華々しい1stワンマンライブと書きましたが、入り口には「ツキノ・チハル様 卒業おめでとう」と書かれたフラワースタンドが飾られていました。そう、今回はメンバーの卒業公演でもあるのです。「1stワンマン」「メンバー卒業」と来れば、熱心なファンの盛り上がりは相当なものでしょう。そう判断して後方(上段)から眺めることにしまた。

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開演30分前の段階で周りを見回すと、ざっと数えただけで200人以上は確実にいます。「100に行けば……」みたいな話を聞いていたのは、なんだったのでしょうか。あと、上段は女性客が多かったことが印象に残っています。メンバーの知り合いなのかもしれませんね。

19時開場で20時に開演。しかし、開演時間よりも5分早い19時55分に照明が落ちます。そして映し出されたのは、始発待ちアンダーグラウンド結成からの道のりを紹介する記録映像でした。ざっと要約すると2017年にオーディションが行われ、8月には初のイベントを開催。ライブや楽曲のリリースを経て、ついに1stワンマンライブ開催。その一方で、ツキノ・チハルさんが卒業を決意するといった内容でした。こういう映像が流れると、物語を共有できるので大変ありがたいですね。

映像が終わると、ライブがスタートします。正直、音楽のことはサッパリ分からないので素人意見ですが、全員黒い衣装を着用。いわゆるロックテイストという感じで、ロックっぽい曲が多かったように思います。全体的な雰囲気は、コンセプト通りの「始発待ち」という印象を受けました。

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以前掲載した記事で「終電を逃したことがない」みたいなことを書いたのですが……。

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それは「始発待ちをしたことがない」とは同義ではありません。自分は電車に乗って家に帰れる場合でも、終電を逃した友人と始発まで夜を過ごすことはあるのです。

「始発待ち」は言い換えると「祭りのあと」なんですよね。すごい楽しいイベント(祭り)があって、打ち上げとか二次会とかで、その余韻を楽しんでいたら、いつの間にか終電を逃していた。おじさんなんかは疲れているので、祭りのあとに帰宅すれば、そのまま寝てしまうだけなんですが、うっかり家に帰れなければ、熟睡することはできない。かといって1人で起きているのは寂しいから、深夜カラオケで気を紛らわせるけど、午前3時とか4時になると、早く始発の時間にならないかな~とか思ってしまう。

自宅のような「100パーセントの安全地帯」ではない場所で夜を過ごす。楽しかったり、寂しかったり、そういう複雑な感情の機微がパフォーマンスから伝わってくるのを感じました。そしてツキノ・チハルさんも、送り出すメンバーも、卒業を「始発が来た」と表現して、別れを惜しみます。「始発待ち」という心地よいまどろみは、まさに彼女たちを表現するのにぴったりな形容でした。

■特典会にも参加したよ!

アイドルのパフォーマンスとか、そういう難しいことはさておき、おじさんでも楽しめるのが特典会(チェキ会)です。招待してもらった分はチェキで還元しようと思ったのですが、囲みチェキ(メンバー全員と撮影)券は4000円で、ツーショットチェキ券は1000円(サインあり)とリーズナブル。

最低でも2回は回りたかったのですが、この1週間ほど体調を崩しており、早めに帰りたかったので、ステージを見ていて一番かわいかったムラタ・ヒナギクさんとだけチェキを撮ることにしました。ムラタ・ヒナギクさんは具体的には、声がかわいい。本人は「そんなこと言われたことない」と言っていましたが、声優ファンである私が言うのだから間違いないと思います。

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