出張のついでに京都半日観光をやってみた!
■東京と京都を高速バスで往復。値段は3200円!?
■京都観光、前半戦
■京都観光、後半戦
「宇都宮徹壱WMプレゼンツ 平成が終わる前に語り合う『スマホ以前』のサッカーネット論壇」を観覧してみた!
4月11日(木)に東京・高円寺のスポーツ居酒屋KITTEN!にて行われたイベント「宇都宮徹壱WMプレゼンツ 平成が終わる前に語り合う『スマホ以前』のサッカーネット論壇」を観覧させていただきました。
https://www.targma.jp/tetsumaga/2019/04/12/post12784/
“徹壱さん”は10年以上前からの知り合いで、私がサッカーサイト編集者だった時代に原稿を依頼したり、最近でもお花見に誘っていただいたりと、浅からぬ縁があるわけですが、世間的には「ブロードバンド黎明期に台頭した“プロの”サッカーライター」という位置づけになるかと思います。
司会の徹壱氏、そしてゲストの岡田康宏氏(2代目サポティスタ)、UG氏(SOCCER UNDERGROUND BLOG)、ケット・シー氏(J-KET掲示板)は、スマホ以前のサッカーネット論壇における主要プレイヤーとなります。
■スマホ以前のサッカーネット論壇
1998年に「Microsoft Windows 98」が発売されて以降、日本では急速にインターネット文化が広がっていきます。それはサッカー界においても同じで、BBS(電子掲示板)を使った議論が盛んに行われるようになります。さらに2002年頃からブログサービスが紹介されるようになると、ブログ主による「サッカーネット論壇」が形成されるようになります。
2004年2月にSNS「mixi」がスタートすると、サッカーネット論壇のプレイヤーはSNSでつながるようになります。徹壱氏はIDが「2908」ですから、かなり早い時期に登録したことが分かります。ちなみに私は津田大介氏から招待されたのですが、津田氏のIDは「8597」で、私は「28947」。このことからも、徹壱氏が情報感度の高い人物だと分かります。
その頃「サッカーネット論壇」でポータル的な役割を果たしていたのが「サポティスタ」であり、「SOCCER UNDERGROUND BLOG」は人気サイトの1つでした。私は「サッカー景気の悪い話」という東京ヴェルディ1969(当時)を応援するブログを更新しており、「J.B.Antenna」で東京Vの管理も任されていました。「Wayback Machine」で2004年のサイトを見つけましたが……。いま読むとひどいイキリようで、恥ずかしいですね。
サポティスタ
http://web.archive.org/web/20040627005810/home.att.ne.jp/blue/supportista/
SOCCER UNDERGROUND BLOG
http://web.archive.org/web/20040623144742/http://soccerunderground.com/blog/
サッカー景気の悪い話
http://web.archive.org/web/20041207214719/http://verdy.way-nifty.com/verdy/
J.B.Antenna
http://jb-a.net/
このほか、イベント中にも名前が出ましたが、サポティスタ創設者や横浜F・マリノスのゴール裏で活動されていたmasterlow(清義明)氏あたりが、主要プレイヤーとなるでしょうか。「サッカー“ネット”論壇」と言いながらも、当時の風潮は“現場重視”でした。どれだけネットで弁が立っても、サッカースタジアムに行かない人間は評価されない。その是非はともかく、そこが現在との大きな違いかと思います。
■スマホ以後のサッカーネット論壇
イベントの細かい内容は「宇都宮徹壱WM」でも掲載されるでしょうから割愛しますが、岡田康宏氏が「スマホ以後」について語った話が印象に残っています。「サポティスタ」は2010年にフロムワンに買収され、岡田氏はフロムワンのWebサイト「サッカーキング」のアドバイザーになるのですが、その時の目標が「最もPV数を稼ぐサッカーサイトになる」でした。
この目標は達成されるのですが、その時の空気感に違和を覚えたと話します。岡田氏はサッカーを中心に、ナタリーのようなカルチャー寄りのサイトを目指していたが、周りはサッカー界でNo.1になったことに満足していたと。その後、岡田氏はアイドルに軸足を移し、神宿や眉村ちあきさんの運営に関わるようになります。
この話を聞いて私は「最近のサッカー界は、そういう傾向が強いよな~」と思ったのです。そういう傾向とは、サッカーファンだけに届けばよいという雰囲気です。これは話すとは長いのですが……。
前提として、TV地上波中心に行ってきた視聴率アップの施策が、ことごとくサッカーファンを逆なでする内容だったことがあります。取りあえず人気のタレント・俳優をゲストに呼んでおけばいいだろうとか、海外リーグ中継ではプレーそっちのけで、ベンチあるいはベンチ外の日本人選手について語り続けるとか。サッカーという競技に対するリスペクトのない施策は、サッカーファンからブーイングを浴びることになります。
そうした経緯もあって、ピッチ上で起きた現象に特化した「戦術論壇」などが、サッカーファンの心をつかむようになります。これまでのサッカー観戦は、ファンタジスタが妙技を披露するまで“耐える”ものでしたが、現在においては90分間、気の抜けないものとなったのです。2018FIFAワールドカップ・ロシアは、その流れを決定付けるものでした。
語るべきことが多くなったことで、サッカーは内向きの傾向を強めます。そこにはPV数を稼がなくてはいけないサッカーメディアの事情もあるのですが、結果的にサッカーはサッカーファンだけのものという風になっていく。TV地上波のキャンペーンがブーイングを浴びた歴史もあるため、へたなコラボレーションは打てない。原理主義者に対する忖度(そんたく)とも表現できるかもしれません。Jリーグのビッグクラブほど、保守的になっていると感じます。
こうなると、いまサッカーにおいて外向きな原稿を書きたいと思うならば“利権を犯さない範囲での”日本代表、あるいは中堅以下の地方クラブとなり、そのまま徹壱氏のフィールドとなっているのです。
■動画の可能性
イベントの後は懇親会が行われました。そこで話題となったのは動画です。実は、かなり昔から指摘されている問題なんですよね。
https://www.targma.jp/tetsumaga/2016/09/22/post3543/2/
――ここでようやくフロムワン時代にたどり着いたわけですが、ニコ生サッカーキングがスタートした経緯はどのようなものなんでしょうか?
タツ 発端は、フロムワンが2010年に岡田(康宏)さんのサポティスタを買収して、それで岡田さんがサッカーキングのアドバイザー兼プロデューサーになったんです。実は僕も、岡田さんと仕事ができるなら面白いなと思って、岩本さんからのオファーを受けたというのがあったんですけど、岡田さんは「これからは動画メディアが来る」と主張していたんです。でも、みんな日々の仕事が忙しくて、ずっと放置状態だったんです。そしたら「いい加減、進めないとまずい」ということになって、誰もやりたくない塩漬け案件が僕に振られたというのが実際のところです(笑)。
これは徹壱氏がMCタツ氏にインタビューした時の記事ですが、結局「ニコ生サッカーキング」がスタートしたのは2013年。2017年、Jリーグの放送事業をDAZNが担当するようになり、試合ダイジェストや得点シーンはSNSでも共有されるようになりましたが、サッカー界に動画メディアが来たかというと、そうでもない印象です。動画メディア自体は、YouTuberが子供に人気の職業になったり、バーチャルYouTuberが人気を得たりしているのに……。
その中で意欲的な試みをしているのは、サガン鳥栖と清水エスパルスです。鳥栖はヒップホップMCのDOTAMAを起用。相手チームを煽る動画を配信して話題となっています。清水はVTuber富士葵を公式新人サポーターに任命しました。清水は16位で鳥栖は18位と成績が良くないため、サッカー以外のことで目立つことにイラだっているサポーターも多いことでしょうが、頑張ってほしいですよね。
話を戻すと、公式ではなく“在野”で、サッカーに関する動画を配信する人がいたら面白いよねという流れになります。そこに徹壱氏が挑むのか。それともニュースターが現れるのか。停滞したイメージのあるサッカーメディア界で、動画は新風となり得るのか。こうした動きにも注視したいと感じたのでした。
広島のアニクライベント「やばきゅーぶZ」に行ってみた!
4月7日(日)に広島のCLUB LEOPARDで開催されたアニクライベント「やばきゅーぶZ vol.4」へ行ってきました。せっかく広島に行くのだから、ほかのイベントはないかと探していたところ、前日に早見沙織さんが広島でコンサートをすることが分かったので、こちらにも行くことにしました。
■宮島・広島市内を観光
貧乏人なので移動は高速バスです。料金は往復で2万1000円でした。5日(金)21時30分過ぎにバスタ新宿を出発。翌日9時ごろに広島に到着します。今回の小旅行はノープランだったのですが、宮島に行きたいとは思っていたので、スマホで宮島への行き方を検索。JR広島駅から山陽本線に乗り、宮島口駅に着きます。その後はフェリーに乗って宮島へ。かなり遅くなってしまいましたが、厳島神社で初詣となりました。
日本三景の1つというだけあって、素晴らしい風景ですね。
広島駅に戻り、有名な食事処・マクドナルドで仕事をします。マクドナルドJR広島駅店はWi-Fi環境こそないものの、電源が使えるため、旅行者にはありがたいのです。
14時15分に作業終了。早見沙織さんのコンサートは広島駅から歩いて行ける場所(徒歩45分)にあるのですが、17時15分開場なので時間があります。というわけで、広島市内を散歩することにしました。
まずは広島城を目指します。天守閣は、なかなか立派なものでした。しかし、それよりも気になったのは、公園内にある大きな卵型の物体です。どうやら夜になると光るみたいです。この後、広島護國神社にお参りします。
その後向かったのは、アニメイト広島店。オタクグッズを見ていると、旅の疲れも癒されます。同じビル内にあるゲームセンターでは「アイカツフレンズ!」もプレイしました。
その後、原子爆弾爆心地、原爆ドームを巡ります。原爆ドームを最初に見たのは高校生の時でしたが、その時の感想は「思っていたよりも小さい」でした。しかし、あらためて見てみると、その存在感の大きさが分かります。
そして早見沙織さんのコンサート会場・広島JMSアステールプラザ大ホールに到着。コンサートは、本当に素晴らしかったです。
■早見沙織 2nd CONCERT TOUR 2019“JUNCTION”LIVE 広島
今回は2ndコンサートツアーの初回。前回・1stコンサートツアーも、初回の大阪公演(2016年10月14日)に行ったのですが、成長が感じられました。前回は初めてということもあり“てさぐり感”、ネガティブな言い方をすれば、自信を持ち切れていないように見えていたのですが、今回は明確なチャレンジの意志が伝わってきました。
まずは音に対するこだわり。ステージ上で奏でられる音だけで曲を届けるというコンセプトがあり、自由なアレンジ、ステージが繰り広げられていたと思いました。そうした中「メトロナイト」という曲で、早見沙織さんが引くために用意されたキーボードから、音が出ないというハプニングが発生します。楽曲中にスタッフが出てきて調整するも、どうも直すのは難しいそう。すると早見沙織さんは間奏、演奏ではなくスキャットを披露します。「なんのためのキーボード?」となったものの、結果的に良い感じに仕上げる。こうした場面からも、ステージに対するこだわりが感じられました。
“ステージ上で奏でられる音だけ”に関係しているかもしれませんが、衣装チェンジの時間も短かったことが好感を持てました。衣装それぞれの造形も良いのですが、むしろ衣装チェンジを短い時間でできるように工夫されていたいことが、良かったと思いました。
またステージに薄いスクリーンを下ろし、曲中に映像を映すという演出も試みていました。最近のアニソン、声優アーティストは、テンポの速い曲を中心にステージを組み立てる人が多数派なのですが、早見沙織さんはミドルテンポな楽曲が中心となっています。その中で、特にスローな楽曲を歌う時、映像を使っていたのですが、これが効果的だと感じました。
18時開演で20時過ぎには終演。短くもなく、長くもなく、ちょうど良い感じのコンサートでした。
■やばきゅーぶZ vol.4
夜は広島風お好み焼きを食べた後、予約していたカプセルホテルにチェックインします。1泊2650円。自分、寝るところは狭くても気にならない(高速バスでも寝られるぐらいなので)のですが、ユニットバスが苦手なんですよね。風呂は広いところがいい!カプセルホテルは大浴場が併設されているので、大体、カプセルホテルに泊まるようにしています。
風呂に入ったり、SNSでコンサートの感想をチェックしたりと、コーラを片手にいい気分となりますが、ここで仕事です。翌日締切の原稿を書き上げ、就寝するのでした。
さて2日目。宿は「やばきゅーぶZ vol.4」会場から徒歩5分ぐらいの場所なのですが、開場時間は12時30分。午前中は暇なので散歩に出ます。最初、比治山神社に行こうと思ったのですが、なぜか反対側の商業施設にたどり着いたため、その中にあるサイゼリヤで朝食を採ります。その後は広島東照宮に行くなどして時間をつぶし、早めに会場へ行きます。すると、すでに行列ができている。これもゲストで参加する澁谷梓希さんの集客力でしょうか。
アニクラの傾向とか、声優がDJをすることについてとか、アニクラについては独立して考察を書きたいと思っているのですが、取りあえず楽しかったことは間違いありません。アニクラに集う人たちは、基本的にアニメや声優のファンなので、フロアはオタクのノリなんですよね。だから、オタクがオートマティックに上がる曲を流せば、それだけでフロアは盛り上がる。これまでクラブカルチャーに触れたことない人でも、アニメや声優のオタク現場に行ったことがあり、そうした雰囲気が好きな人ならば、誰でも楽しめるイベントになっていると思います。
そうした中、DJずっfrom i☆Ris(澁谷梓希)はクラブカルチャー寄りの選曲が特徴です。音作りに凝っていて、重低音で体を揺さぶらすというスタイル。分かりやすいオタクのノリとは、毛色が異なっています。澁谷梓希さんのDJ現場は、これで4回目。大体、どんな感じのプレイかも分かってきましたが、自分に関連した作品の楽曲を次々と流すのかなと思っていると、不意打ちを食らう感じです。その是非はともかくとして……。
これからの潮流を予測するに、声優がDJをする機会は増えていくことでしょう。そうなると、声優がDJをする意味が、オタクに知られているという著名性以外に何かあるのか、という問題が出てくるはずです。その点で、すでに個性を発揮している澁谷梓希さんの存在は、1つの指標になるのではないかと思っています。
そうした小難しい話はさておき、コスプレした女性が何人かいたのですが、皆さん、とてもかわいかったです。冬アニメ最高のヒロイン・みゃー姉のコスプレを間近で見られて幸せでした。
■チームラボ 広島城 光の祭
前日の観光、コンサート、そしてDJずっのプレイで、おじさんのテンションならぬ疲労度MAX!というわけで、ひと足先に広島風お好み焼き屋で打ち上げをします。ちょっと難聴気味。普通に耳が聞こえるようになるまで、少し時間が掛かりました。
18時30分ごろ、広島城へ。入場したばかりの時は、まだまだ明るかったのですが、19時を過ぎて日が完全に落ちると、チームラボによる演出が、広島城を幻想的な空間に変えていきました。ライトアップされたビジュアルもきれいなのですが、音楽による雰囲気作りが良かったです。
高速バスの出発時間は20時10分。バスに乗って帰宅したのでした。
コンテンツ東京2019で元同僚の講演を聞いてみた!
4月5日(金)東京ビッグサイトで開催されていたコンテンツ東京2019に行ってきました。参加の目的は、バーチャルYouTuber(Vtuber)に関する取材と、元同僚が登壇する講演を聞くことです。
■Vtuber番組の現場を見学
私は津田大介氏の有料メルマガ「メディアの現場」で月1回の連載コーナーを持っているのですが、4月配信号のテーマが「Vtuber」ということで、最新情報を入手しようと考えたのでした。Vtuberによるコンテンツは、インターネット上で視聴できるのですが、どのような環境でVtuberの番組が制作されているのかは、現場に行かないと分かりません。今回はVtuberの生ライブも行われるということで、その模様を見学したのでした。
https://www.youtube.com/watch?v=xyI4VAq0Afw
展示会を回っていると紙資料を配られるのですが、帰宅後にそれらをチェック。Webサイトの情報と合わせて、Vtuberの番組制作がどのように行われているのか、予算感などを含めて確認していきます。例えば、今回デモを行っていたSPICE社であれば、スタジオの使用料は1日30万円。
さらに“中の人”の出演料やキャラクターのデータ作成、もちろん動画の編集も必要で、ある程度はプロモーションを行うとして……などと考えると、よほどの資金力がない限り、軽い気持ちではプロジェクトを立ち上げられないと気付きます。こうした情報を参考に、原稿を執筆したのでした。
■知られざる重課金者の傾向
コンテンツ東京2019では無料公開セミナーも行われていました。その中の1つ、株式会社SHIFTによる「2019年第三者視点テストと自動化、ゲームPMOから変わる 新しいソーシャルゲーム開発手法 ~明日から開発現場が生まれ変わります~」というセミナーを受講させていただきました。
https://www.content-tokyo.jp/ja-jp/seminar/PR.html
登壇者は黒川文雄氏、島川知氏、森昭生氏。森氏は、以前私が勤めていた会社の同僚となります。黒川氏はゲーム業界の著名人ですが、有料メルマガ評論家の立場からすると「ブロマガ」をやっていたとか、有料オンラインサロンの主宰であり、声優オタクからすると三森すずこさんの“いとこ”となります。話の流れとは全く関係ないですが、三森すずこさん、オカダカズチカさん、ご結婚おめでとうございます。
私と森氏は株式会社ネットドリーマーズにて、清義明氏の下で働いていたのですが、その後お互いに転職。森氏は中国企業の日本法人取締役に就任するなど出世されていたので「すごいな!」と思っていたのでした。
さてセミナーの内容は、SHIFT社がどのようにゲーム開発に関われるのか。その中でいくつかのデータが共有されたのですが、私が興味深いと思ったのは、スマホゲームの課金ユーザー1000人に行ったアンケート結果でした。特に重課金者(月額5万1円以上)の傾向は面白い。
まず重課金者の割合は1000人中64人で、うち1人は100万円以上を使っているとのこと。月収に占める課金額の割合は、21~40パーセントが最も多いということでした。これだけ金をつぎ込んでいるということは、さぞ多くのゲームをプレイしているのだろうと思いきや、重課金者ほどプレイするゲームを1本に絞り込む傾向がある。もちろん10本以上プレイしている重課金者もいるのですが、その割合はミドル層(1万1円~5万円)と同じでした。
また「Fate Grand Order」や「アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ」「グランブルーファンタジー」のように、一般層(120円~1万円)、ミドル層、重課金層の全てでプレイされているゲームがある一方、「戦国炎舞-KIZUNA-」のように重課金者の間だけで人気のゲームも存在することも紹介されていました。
そのほか「好きなIP(知的財産)Top20」というデータも発表されたのですが、1位はFateシリーズの44人。これは理解できるのですが、4位が「特になし」で28人もいる。IPが好きだから課金しているとは限らないのですね。さらには、中国に比べて日本が遅れている部分の指摘、生体デバイスを使ったテストの提案などもあり、非常に勉強になったセミナーでした。
「かんたん日本神話の落語会-ヤマトタケル-」を“受講”してみた!
3月29日(金)に日比谷図書文化館で行われた「かんたん日本神話の落語会-ヤマトタケル-」というイベントに行ってきました。知人からチケットを無料で譲ってもらったものの、年度末ということで超多忙。行くのやめようかな~と思っていたのですが、結局行ってみて大正解でした。
https://www.geikyo.com/schedule/rakugo_detail.php?id=27559
■落語と日本神話講座のセット売り!
一応、落語会ということになっていますが、メインのコンテンツは「日本神話」に関する講義です。講師は、二ツ目の桂竹千代さん。二ツ目というのは落語家の階級です。同じく二ツ目の雷門音助さんが生徒役です。まず桂竹千代さん、次に雷門音助さんが落語を1席ずつ行い、その後に講義が行われる。寄席であったり、声優落語天狗連のイベントだったりは行ったことあるのですが、こうした形式は初めてでした。
今回のテーマは「ヤマトタケルの地名伝説」。ヤマトタケルは「日本書紀」だと日本武尊、「古事記」だと倭建命と記されるのですが、なぜ「日本書紀」と「古事記」で表記が違うのかを語ると、それだけで1時間は必要ということで、次回のテーマのようです。
https://twitter.com/katuratakechiyo/status/1112211038403883008
内容は、ヤマトタケルがどのような人物であったか。その前の段階として、そもそも「神」と「人間」の違いは何かという、生徒役の質問から始まります。講師の答えは「神は死なないけど、人は死ぬ」。神話的には、アマテラスの孫、神武天皇の曽祖父・ニニギが、長寿の神・イワナガヒメをブスだから結婚できないと追い返したことで寿命が生まれた、となります。
さてヤマトタケルですが、一言で説明するならば“ヤバイ奴”です。詳細は省きますが、父・景行天皇から「兄の様子を見てこい!」と言われた結果、解釈違い(どんなだ!?)から兄の手足をもいで、薦(こも)に包んで投げ捨てる(要するに殺害)とか、まあサイコパスなわけです。これには景行天皇もドン引き。近くにいてほしくないから征西、次いで東征を命じます。
そして日本には、ヤマトタケルの東征に由来する地名があるという話になります。地名は1000年単位で残るものなので、どういう場所だったかを知る重要なヒントとなるのです。
■ヤマトタケルの地名伝説
矢を作った場所が「矢作川」で、「三河」の語源の「御河」はヤマトタケルへの尊称だったとか、火攻めにあった場所が「焼津」とか、「走水」は浦賀水道を渡海する時にエピソードが由来とか。そういう話が続きます。
浦賀水道を渡海する際には、ヤマトタケルの妻・オトタチバナヒメが身投げし、海の神の怒りを鎮めるのですが、その後に読まれた歌が「君さらず 袖しが浦に 立つ波の その面影を みるぞ悲しき」。君さらずが「木更津」になり、袖しが浦は「袖ヶ浦」の由来だとされています。また、オトタチバナヒメは浜に打ち上げられた後に生き返ったという伝説もあり、その時に言った「我、蘇(よみがえ)り」が「蘇我」の由来になったとも。
基本、オトタチバナヒメは死んだという設定ですので、足柄の坂で白鹿を倒した後、ヤマトタケルは東を向いて「吾妻はや」と三度嘆く。これが東国をアヅマと呼ぶキッカケになったとか。最後、伊吹山で白猪と戦うのですが、疲れのあまり、足が3つ重なりに折れ曲がったことから「三重」という感じです。
ヤマトタケルは人間ですから、最終的に死を迎えます。死んだ後、白鳥になって故郷に帰ろうとした。これが白鳥伝説です。神と人間の違いは死ぬかどうかだと最初に記しました。しかし、もう1つあります。それは、神は失敗をしないけど、人間は失敗をするというものです。ヤマトタケルは海の神を怒らせた結果、妻を亡くしますし、不遜にも素手で伊吹山の神に挑んで敗れてしまいます。いわゆる「人間らしさ」が強調された英雄、その始まりがヤマトタケルであったという話でした。
■芸人のフィジカル
講義の内容は興味深く「次も行きたい」と思いました。言霊というか、ダジャレというか、そういったものをテーマにしたトークショーとしては、ゴルゴ松本さんの「命の授業」が思い出されるのですが、それに比べると非常にアカデミックな内容だったと感じました。私は歴史好きなので、桂竹千代さんによる講義の方が好みなのですが、その一方でゴルゴ松本さんに比べると、芸人としてのフィジカルに差を感じました。
2月に行われた平成30年度東京法人会連合会青年部会全体連絡会議にて、ゴルゴ松本さんの講演「命の授業」を聞く機会があったのですが、予定の講演時間を過ぎても、とにかく元気にしゃべる。90分ぐらい話していたと思うのですが、一向に話の勢いが衰えないんですよね。対して桂竹千代さん。最初に落語をしたとはいえ、講義の時間は同じく90分程度だったのですが、最後の方になると明らかに疲れが見えました。
芸人を評価する上では、面白いか面白くないかが一番重要だと思うのですが、フィジカル的な要素が分かることも、生で見る醍醐味(だいごみ)の1つなんだなと感じました。
■特筆すべき案内メール
最後に有料メルマガ評論家らしく、メールマガジンについて言及しましょう。落語会ではアンケート用紙が配られるのですが、そこにはメールアドレスを記入する欄があります。ここに記入してアンケート用紙を回収してもらうと、メールマガジンが届きます。
差出人は「桂竹千代」で、主な内容は独演会や寄席などの案内なのですが、プライベートなメール感が満載で、好感を持てます。さらに「只今170席埋まりました!残るお席は14席。もう少しで満員御礼!」といった具合に、残りの席数を書いてあるのが面白い。
メールマガジンと書きましたが、iPhoneの個人アドレスからBCCで登録したメールアドレスにメールを送っているような気がします。これがいい感じです。もしも違うのであれば、優れた演出です。多くのメールマガジンによるスケジュールのお知らせは、ありきたりなテンプレートに沿って予定を並べているだけのものが多いのですが、読み応えのある内容になっていました。
センスのあるメールマガジンを読むと、うれしい気分になります。
メンズアイドルと2ショットチェキを撮ってみた!
4月4日(木)、恵比寿LIQUIDROOMで行われた男性ライブアイドル「TRANP」のイベント、「TRANP THE FINAL」に行ってきました。これまで女性ライブアイドルのイベントは何回か行っていて、女性ライブアイドルも出演するステージで男性ライブアイドルを見たことはあったのですが、男性ライブアイドルの単独興行は初めてとなります。キッカケは、こちらのブログを読んだことでした。
http://plus14.hateblo.jp/entry/2019/03/16/044428
記事内にリンクされているTwitter投稿のアカウント名は「X-BORDER【公式】」となっているのですが、これは「TRANP」の公式アカウントです。4月4日の「TRANP THE FINAL」を持ってTRANPは終了。今後「X-BORDER」として活動することが発表されたのでした。
ライブのパフォーマンスは素晴らしく、加えてメンバーの卒業、事前に告知されていた新メンバーの紹介、新ユニット名の発表、さらにサプライズでの新メンバー追加発表と内容盛りだくさん。とても感動的なステージでした。ただし、私が彼らを見るのは今回が初めてで、ほかの男性ライブアイドルのパフォーマンスに詳しいわけでもありません。そのため今回の記事は、私が抱いた“違和感”に焦点を当てたいと思います。
そして、それが「こうした方が良い」という提言ではないことを、先に強調しておきます。
■ドキドキの入場
今回のライブは無料(SS席のみ有料)であることが告知されていました。これは非常にありがたい。しかし、その一方でリスクもあります。会場に着いたものの、会場のキャパシティーを超えたため、入場できなかったという類いです。私の人生では、こういう経験が結構あります。
これを回避するためには、入場時間前に会場へ到着していた方が良い。しかし、客の大多数は女性であることが予想されることから、早めに会場に着いて“浮く”ことも避けたい。そうしたせめぎ合いの結果、会場に到着したのは18時10分。開場予定時刻の10分後です。会場に着くと、会場の外には人がいない。これはスムーズに客入れができたことを意味します。さらに突っ込むと、入場をお断りするほど客が入っていないとも推測できます。まずは、ひと安心。
ちなみに、私の服装はスーツでした。男性声優が数多く登壇するイベントや2.5次元舞台など、女性客が多数派の現場では「女性のプロトコル」が適用されるため、(特に強制されるわけではないですが)最低限の清潔感は必須となります。また、私の外見は“凡人”なので、スーツを着ているとスタッフに間違われる確率が上昇します。これは、女性の多い会場でも違和感なく歩けるというアドバンテージになるのです。
LIQUIDROOMの階段を上ると、入り口に向けた下り階段に列ができていました。スタッフに「ここに並ぶのですよね?」と確認。整理券を渡されて入場を待つことになります。整理番号は「109」でした。ドリンク代500円を渡して入場。入場無料でもドリンク代が必要なのは、男性ライブアイドルに限らない、ライブハウスあるあるです。
■男性優先エリアから見えた景色
今回のライブでは「男性優先エリア」があることが告知されていました。LIQUIDROOMは上手側に入場口があるのですが、男性優先エリアは下手側にありました。どこに男性優先エリアがあるのか。その告知はされていませんでしたが、「優先エリアを作るなら、ここだろう」という勘で分かりました。これは「女性優先エリア」のあるライブに行くことで得られた知見かもしれません。
私の身長は、会場にいる女性の平均身長よりも高いため、フロア最後方からでも余裕でステージを見ることができます。しかし、女性の中に男性1人というのは、ちょっと居心地が悪い。会場内を見回すと、男性の姿もチラホラ。しかし、自分と同じ観客なのか、それともスタッフや関係者、取材者なのかは区別できません。そこで男性優先エリアに入ったのですが、その時点で私1人。男性優先エリアは少し高い位置にあるため、自意識過剰かもしれませんが、女性客からの視線を感じました。
横から見た観客フロアは、女性ライブアイドル現場とは趣が異なっています。前方は優先エリア(SS席)ですが、椅子を設置。とにかく騒ぎたい人が最前列に集う現場とは、ちょっと違うのだなと理解できます。椅子席の後ろには柵があり、立ち見席です。ここが一般エリアですね。開演まで時間があるため、地べたに座っている人もいます。さらにフロア後方にも、パイプ椅子が置かれています。その中には“子供”も座っていました。子供というのは、私の主観です。単に子供のように見える女性なのか、それともファンの子供なのかは判別不能。いずれにせよ、幅広い年齢層に支持されていることが分かります。
開演時間10分ぐらい前になると、フロアにいるファンの数も増えていきます。よく考えてみたら、平日18時に入場できる人ばかりではないですよね。男性優先エリアには、最終的に4人が集いました。ライブ中は、男性スタッフがこのエリアに立っていることもあり、それほど寂しい雰囲気ではなかったと思います。
開演前、ファンがピンクのサイリュームを配っていて、男性優先エリアにも「ピンクのサイリュームを持っていますか?」と聞きにきました。私は光る棒を持っていたので「大丈夫です」と言いましたが、こういうファンがいる現場はいいですね。ピンクは、この公演を最後に卒業する「れい」くんの担当色です。
https://twitter.com/XBORDERofficial/status/1114419862648971264
↑私の姿、確認できますかね?
■開演、そしてアンコールへ
ライブのパフォーマンスに関しては「良かった!」という感想しかないのですが、お客さんのノリは独特だなと感じました。男性が多い現場だと、とにかく前に行きたがる人がステージに向かって押し寄せるのですが、そういう雰囲気はない。これは前方が椅子席なことも影響しているかもしれません。
あと声を出すタイミングや拍手、光る棒の振り方も、ちょっと違うなと感じました。私が普段行くオタク現場だと、とにかく高まってきたら声を上げるし、客が終われば拍手をするし、光る棒も思うがままに振り回すものですが、どことなく整然としている。「ここは奇声を発するタイミング!」と思っても、自分以外誰も声を出していないとか……。
あと、一番驚いたのはアンコールの拍手です。「これが“最後の曲”です!」というMCの後にパフォーマンスを終え、メンバーがステージから去ります。ここで普段自分が行く現場ならば、間髪入れずにアンコールが始まります。たとえ会場が明るくなってもワンチャンに賭け、場内アナウンスが流れてから諦めるという感じです。しかし、照明が落ちたままなのに、誰もアンコールをしない。
結局、数分の沈黙の後、アンコールが起こってメンバーが再登場したのですが、これは不思議な光景でした。しかし、よく考えてみると「アンコールをしない」という判断は理にかなっていたように思います。この公演の終演予定時刻は21時。しかし公演中、卒業するメンバーに手紙を読み上げるコーナーなどがあり、“最後の曲”が終わった時点で、すでに21時を大きく過ぎていたのです。またアンコールでは、途中で歌われた曲を歌唱。ファンだからこそ「歌っていない曲はない」と思ったのかもしれません。
しかし実際のところ、ファンは特典会の時間を気にしていたように思います。
■物販列、チェキ列で疲労困憊!
さてライブが終了。これから特典会です。しかし私はと言えば、特典会のシステムが分からず、右往左往。スタッフからの説明や会場の雰囲気、行列の形成などから、システムを推測します。まずは物販でチェキ券を購入し、その後でチェキ列に並ぶシステムなのでしょう。しかし気付いた時は、すでに手遅れ。最初の物販列に並ぶ局面で出遅れてしまいます。
今回は無料公演で、メンバーの卒業、新メンバーの加入とイベント盛りだくさん。さらに終演時間も大幅に押していたため、スタッフも混乱していたようです。最初のチェキ券を買うまでで30分近く並んだ気がします。私は「ゆうじ」くんと「こうき」くんのチェキ券を1枚ずつ購入しました。
さて問題はチェキ列です。今回は8人のメンバーが、ステージのある1階フロア、カフェ、2階の3カ所に分かれて撮影をすることになりました。これは一大事です!
もし、私の推しグループである女性声優アイドルユニット「i☆Ris」であれば、6人が別々の場所でチェキ列を作っても問題はありません。なぜならば、どのメンバーがどれぐらい人気かを知っているからです。まず“チェキ列に並ぶのに出遅れた”とします。この状況で、私が芹澤優さんと澁谷梓希さんのチェキ券を持っているとして(i☆Risのチェキ会は、そういうシステムではないですが!)どちらを先に並ぶのが正解でしょうか?その答えは、澁谷さんです。私が澁谷さん推しだからとかは関係ありません。先に芹澤さんのチェキ列に並んだ場合、その途中で澁谷さんのチェキ会が終了する可能性があるからです。
通常は、メンバー全員が同じ場所でチェキ列を作るため、行列の長さで判断すれば良い。しかし、チェキ列が別々にできてしまうと、こういう判断も難しくなります。さらに今回はメンバーの卒業、新メンバーの加入という特殊要素が重なっている。
またまたi☆Risに例えると、赤担当(i☆Risにはピンク担当がいないので!)の若井友希さんが卒業して、同じ赤担当として吉岡茉祐さんが加入。さらにサプライズで永野愛理さんの加入が発表された!となったら、チェキ列がどうなるかなんて、既存のファンでも分からないですよね。しかし今回の「TRANP THE FINAL」は、そんな非常事態が起きていたのです。
そして最も切実な問題として“終電”があります。チェキ会がスタートしたのは22時を過ぎてから。それにもかかわらず、会場には普段よりも多い特典会参加者が待ち構えている。私の場合は翌日0時48分の山手線(池袋行き)に乗れば、徒歩30分ぐらいで帰宅できますが、そういう人ばかりではないはず。当然、駆け引きが行われます。
特に目立ったのは、列の途中に荷物を置いておいて、ほかのチェキ列を確認するという行為です。一応、断りを入れてから列を抜けるのですが、ひんぱんに行われていたので、よくある光景なのかもしれません。または、先ほど説明したような特殊要素ゆえの例外なのかもしれません。もしかすると、女性だけの間では普通に行われている行為で、私が男性だから「念を押して」言われた可能性もあります。ここら辺を語るには情報不足ですが、こうしたこともあり、チェキ列での疲労感はハンパないものでした。
■1枚だけの撮影なのに神対応!
チェキ列も、女性ライブアイドル現場とは違い、なかなか前に進みません。その理由は明白。1人1人の対応が長い!しかし、それも当然です。私はアイドル2人のチェキ券を1枚ずつ購入したと記しましたが、この現場では「10枚」がデフォルトなのです。あくまでも私の観察範囲ですが、女性ファンのみなさんは、10枚チェキ券が基本でした。1枚1000円ですから、10枚で1万円です。たぶん割引とかはなかったはずです。
カードゲームの世界には“シャカパチ”と呼ばれる行為があるのですが、「デッキか!」というぐらいのチェキをパチパチさせている(シャッフルはしていない)ファンの姿もチラホラと。カードゲームの大会だったら、威圧行為でジャッジから注意されますよ!なんてことを思いつつ、福沢諭吉の行列に、野口英世1枚で並んでいる間、どのようなチェキが撮られているのかも観察していました。
自分の撮影の時、どんなポーズにするか。その参考にしようと思っていたのですが……。あまり役に立たない。1人当たり10枚も撮影しているため、いろいろなポーズが目に入ってくるのですが、正面から抱きついたり、足を絡め合ったり、足の上に乗っかったり……。自分にもできそうなポーズもあったのですが、これは体重の軽い女性だから問題ないわけで、相手よりもガタイの良い自分がやったらダメだろうなというポーズが多かったという印象です。
そういう意味で、接触が過剰という指摘は当たっているように思いました。チェキ会での接触が禁止されているi☆Risはもちろん、規制緩めな女性ライブアイドルでも無理そうなポーズが多かったです。とはいえ、1万円です。私個人の感想ですが、許容範囲かなと思いました。
私が最初に並んだのは、新メンバーの島貫勇士(ゆうじ)くんです。担当色は白。
https://www.instagram.com/shimanukiyuji_official/
彼の特徴は、声がかわいいこと。それだけで萌えます。そしてチェキ券1枚のおじさんにもかかわらず、熱い抱擁を交わしてくれる。なんか柔らかくて良い匂いがする。神か!
次に並んだのは、緑担当の柿咲光輝(こうき)くん。めちゃくちゃ好みのタイプなので、今回絶対チェキを撮ろうと決めていました。
https://www.instagram.com/kakizaki_koki_/
近くで見ると、本当にイケメン。やっぱり優して柔らかくて、良い匂いがする。良い匂いがするのは、ほかの女性の化粧の匂いが付いているからでしょうか?それにしても、柔らかくて良い匂いがするのは“女性の特徴”と思っていましたが、イケメンも、柔らかくて良い匂いがすることは、人生における最大の発見の1つでした。というか、これに気付いてしまうと、女性ライブアイドルとのチェキとか、どうでも良くなるような……。それは言い過ぎか。
結局、会場を出たのは23時45分頃。行列は本当にしんどかったですが、チェキで癒されました。みんな、メンズアイドル現場に行くといいよ!
赤羽経済新聞オープニングイベントに招待されてみた!#王子法人会
3月の最終週は、王子法人会の活動が4件ありました。
まずは26日(火)青年部会の打ち合わせです。4月9日に行われる第8回定時総会の段取りが確認されました。翌27日(水)は広報委員会のメンバーとして広報誌の取材。と言っても、食事を食べるだけですが……。いわゆる「このあとスタッフがおいしくいただきました」のスタッフ役です。王子法人会の広報誌「KITAきつね通信」は、どなたでも無料で閲覧、ダウンロード可能となっています。
https://www.oji-hojinkai.or.jp/kitakitsune/
翌28日(木)は東京法人会連合会(東法連)青年部会連絡協議会(青連協)第5ブロックの第6回定例役員会および懇親会に出席。来年度の事業についての確認が行われました。
■赤羽経済新聞OPENING EVENT
東法連青連協第5ブロックの定例会は夕方から開催だったのですが、この日の昼は「赤羽経済新聞OPENING EVENT」が開催され、王子法人会青年部会のメンバーも招待されました。「赤羽経済新聞」は「みんなの経済新聞ネットワーク」の一員で、昨年12月からスタートしたニュースサイトです。
会場はソーシャル・ビジネス・ワークセンターAKABANE(SBWA)というコワーキングスペース。“コワーキングスペース”は1つのキーワードとなります。
プログラムは、赤羽経済新聞の三浦真実編集長による挨拶。ゲストとして登壇した3名、みんなの経済新聞ネットワーク代表・シブヤ経済新聞の西樹編集長による基調講演、大宮経済新聞の星野邦敏編集長、高田馬場経済新聞の森下ことみ編集長による事例発表が行われました。そしてコミュニティビジネスサポートセンターの永沢映代表理事をファシリテーターに迎えたトークセッションという流れです。
特に印象的だったのは、コワーキングスペースが「経済新聞」の中心になっているという事例発表です。記事のネタ探しや取材交渉などで、コワーキングスペースに集う“人脈”が有効に働いているとのこと。コワーキングスペースには新規事業の立ち上げを目指す人間が集まるため、「経済新聞」は、その活動を広報することで支援できる。こうして人脈を作り、新たなコワーキングスペース利用者への支援を拡充できるという内容でした。
コワーキングスペースと「経済新聞」の相乗効果に関する話は、非常に興味深かったです。人が集まるということは、それだけでパワーになる。これはJリーグクラブほか、地域スポーツクラブの存在意義などでも語られることです。コワーキングスペースに集まる人間の数は、それほど多くないかもしれないが、事業立ち上げなど、目的意識を持っている人間なので“濃度”の高いネットワークを構築できる。これは重要な視点だと感じました。
王子法人会としても、インターネットを使った広報活動を充実させたいですね。